日ごろから、弊社の「お米宅配サービス」をご利用いただきありがとうございます。
「令和のコメ騒動」以降、お米の値上がりが納まりません。
弊社が取引をさせていただいております米穀業者さまから、「来月は、また価格改正をしなければなりません。」
との連絡がありました。
お米の価格高騰には、主に以下4つの要因が考えられます。
① 供給不足の深刻化
異常気象により、稲作に悪影響を及ぼし全国的に収穫量が減少している。
流通過程で行方不明になるお米が増えている。政府の調査によると、約21万トンものお米が消えてしまっている。
政府備蓄米が、なかなか流通されない。
② 需要が急増
パン・麺類の値上げにより「ご飯の方が安い。」と考える人が増えて、お米の需要が急増しています。
コロナ禍が落ち着き、外食の需要が増えています。
③ 生産コストの上昇
稲作に必要な肥料の価格が急上昇しています。
稲作に必要な機械を動かすための燃料代も高騰しています。
④ 市場の動きが価格を押し上げている
一部の業者が、価格のさらなる上昇を見越してお米を市場に出さずに保有している。
《対策》
・備蓄米の運用を見直す。
・お米の流通を透明化する。
・農家への支援を拡充させる。
・適正価格を設定し、長期的な供給改革を立てる。
以上の対策が功を奏し、お米の価格がコメ騒動以前の価格に落ち着くことを願うばかりです。