ここ2,3日、特に寒い日が続いています。
関係者の方々は、諏訪湖の御神渡りに期待されていることと存じます。
昨日、岡谷市のカノラホールにて「地球温暖化防止セミナー」が開催されました。
信大文学部「茅野恒秀准教授」による、「脱炭素まつづくりをはじめよう」と題しての講演でした。
太陽からの熱により、地球は暖められています。
暖められた地球からも、熱は宇宙に放出されます。放出される熱の一部を吸収し、地表から熱が逃げすぎないようしているのが
「温室効果ガス」です。
「温室効果ガス」とは、大気中にある二酸化炭素やメタン、フロンなどのことです。
しかし、温室効果ガスが増えすぎると、熱が地表にたまりすぎてしまいます。
そのため、気温が上昇したり、気候が変化してしまいます。
茅野准教授は海水温の上昇に触れ、地球温暖化が近年各地で多発している異常気象につながっていると解説されました。
また准教授は諏訪湖の御神渡りや寒天づくりにも触れ、厳しい冷え込みが無い近年は「地場産業に危機が起きている」とも話されました。
そして、一人ひとりが出来る取組みを紹介しつつ「次世代に向けてどのような環境を残すかが問われる。」と力説されました。
改めて「脱炭素づくりを意識しなければならない。」と、感じています。