七五三は平安時代の儀式から始まったと、されているようです。
当時は幼くして亡くなる子供が多かったため、すくすく育ちますようにとの祈願としての儀式だったようです。
宮中や公家の儀式だったものが、江戸時代には武家や商人の間にも広がりました。
そして、明治時代には庶民にも広まり、大正時代からは現代の形が確立されました。
「七」「五」「三」は、割りけれないから縁起が良いとして慶事に好まれています。
また、各年齢ごとに行った儀式にも由来しています。
3歳:髪置きの儀→3歳を迎える春から髪を伸ばし始める節目の儀式「白髪になるまで長生きするように」
5歳:袴着の儀 →碁盤の上に立ち、吉方を向いて左足から羽織袴を着用する儀式「折り目正しく育って欲しい」
7歳:帯解の儀 →子供用の着物から大人用の服装に替えて、始めて帯を締めるようになる節目の儀式
諏訪大社にも、子供の成長を祈念する親子がたくさん訪れていますね。
