先日、高速道路のETCにシステム障害が発生しました。
中日本高速道路は渋滞を緩和させるため、レーンを無料通過可能にして後払い制としました。
果たして、どれだけのドライバーが後払いをしたでしょうか?
アメリカ某大学の調査によると、ニューヨークで携帯電話を落とした場合、警察に届くのは6%との結果でした。
東京で同じ調査を実施したところ、88%が警察に届いたそうです。
財布を落とした場合でも、ほぼ同じ結果が出たとことです。
ところが、ETCのシステム障害により通過したドライバーから、後払いの申告があったのは4%にも及ばなかったようです。
行動経済学者によると、正当化しやすい理由があると後ろめたさは消えて、「ずる」をする可能性が高くなるそうです。
「高速道路を利用した意味がないから、払わない。」
「予定が狂ったから、払わない。」などなど・・・
それにしても、96%以上の未払いとは・・・
何とも、複雑な気持ちになりました。